家事按分で家賃や電話代などを経費に!割合など解説!

会計・確定申告
  • 家賃や電気代は経費にできるのかしら?
  • 仕事で使ったガソリン代はどうなる?
  • 経費にして良い割合は?

自宅が事務所の方や、自宅で仕事をしている方など、こんなお悩みの方も多いと思います。

自宅で使用しているお金の一部を経費として、きちんと仕分けることによってかなりの節税効果があります!

事業で使った分だけを経費として計上することを「家事按分」といいます。
本日は、この「家事按分」について、実際に起業し、確定申告をしている私がご説明したいと思います(^^)

経費にできるものと経費にできる割合

「家事按分」で経費にできるもので、主なものは以下の4つになります。

家事按分で経費にできるもの
  1. 電気代
  2. 家賃
  3. 通信費関連(電話代・インターネット料金など)
  4. 自動車関連(ガソリン代・車検代など)

では順に、それぞれの経費にできる割合の計算方法について説明していきます。

正確には、経費にする割合の計算方法は厳密に決まっていないため、税務署にきちんと説明できる根拠となる一般的な計算方法について説明します

電気代

自宅で事務作業などをしている場合、その時にかかった電気代を経費にすることができます。
勘定科目は「水道光熱費」になります。

一般的な割合の計算方法については以下のとおりです。

電気代の割合 計算方法
  • 使用時間
  • 面積やコンセントの数

例えば、時間で計算する場合は、

  • 一日の電気代が4,000円
  • 仕事関係で電気を一日で使う時間が6時間

→ 4,000円÷4(24時間÷6時間)=1,000円 を経費にできるということです。

面積やコンセントの数で計算する場合は、

  • 一日の電気代4,000円
  • 家の面積が100㎡で仕事のスペースは25㎡

→ 4,000円÷4(100㎡÷25㎡)=1,000円 を経費にできるということです。

「家族と一緒に生活している」「リビングで仕事している」「まったく使ってない部屋がある」など、それぞれの家庭で状況が異なると思いますので、より正確に計算できそうな計算方法を選択しましょう。

水道代やガス代などの光熱費を同様の考えで経費にできますが、自宅で飲食店をやっているなど限られた場合になります。

家賃

賃貸の場合、家賃を経費にすることができます。
勘定科目 は「地代家賃」になります。

家賃を家事按分できるのは嬉しいですね(^^)

ちなみに住宅ローンは家事按分することはできません。ただし、その他持ち家でも経費にできるものはありますので、詳しくはこちらを参考にして下さい。

個人事業主の住宅ローンは経費になる?持ち家で経費にできるものについて解説!

2019年11月28日

一般的な割合の計算方法については以下のとおりです。

家賃の割合 計算方法
  • 面積

例えば、

  • 家賃が80,000円
  • 家の面積が100㎡で仕事のスペースは25㎡

→ 80,000円÷4(100㎡÷25㎡)=20,000円 を経費にできるということです。

リビングなどで仕事をしている方も多いと思いますが、しっかり区切ったり、仕事で使う以外の物を置かないなど、なるべく生活と仕事と分離されている環境にしておき、計算しましょう。

通信費関連(電話代・インターネット料金など)

仕事で携帯電話・固定電話やインターネットを使う場合、その料金を経費にすることができます。
勘定科目 は「通信費」になります。

一般的な割合の計算方法については以下のとおりです。

通信費関連の割合 計算方法
  • 使用時間
  • 使用割合

例えば、

  • 電話代の月額が10,000円
  • ほとんど9割を仕事で使っている

→ 10,000円×9割=9,000円 を経費にできるということです。

もちろん仕事用の電話の場合、10割経費にできます。
私も固定電話を仕事のためだけに使用しているので、10割経費として計上してます。

インターネットの料金も同様の考え方です。

自動車関連(ガソリン代・車検代など)

仕事で自動車を使用する場合、そのガソリン代や車検代を経費として計上することができます。
また、車の購入費についても、減価償却という形で経費にできます。

その他、
・駐車場費用
・自動車税
なんかも経費にできます。

勘定項目は、税金であれば「租税公課」、ガソリン代や車検代であれば「車両(経)費」、保険関係は「損害保険料」、駐車場代は「地代家賃」になります。

一般的な割合の計算方法については以下のとおりです。

通信費関連の割合 計算方法
  • 走行距離
  • 使用日数
  • 使用割合

例えば、ガソリン代を走行距離で計算すると、

  • ガソリン代の月額が10,000円
  • 月の全走行距離が100kmで仕事での走行距離が25km

→ 10,000円÷4(100km÷25km)=2,500円 を経費にできるということです。

走行距離数で計算するのが一般的ですが、仕事で使う際に、その都度必要な分だけガソリンを給油し、レシートを保管するという方法も考えられます。

まとめ

家事按分することで節税になり、主に経費にできるものは、

  1. 電気代
  2. 家賃
  3. 通信費関連(電話代・インターネット料金など)
  4. 自動車関連(ガソリン代・車検代など)

で、それぞれ使用時間や使用日数、使用面積などで割合を計算しましょう!
というお話をさせていただきました。

計算方法は最初にも説明したとおり、厳格な決まりはないので、「税務調査があった時にきちんと説明できる」を基準に決めましょう。

少しでも参考になっていれば嬉しいです(^^)


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2020年1月27日