クラウド会計ソフトを検討するときに、必ず候補にあがる「やよいの青色申告オンライン」と「会計freee(フリー)」!
- どっちが自分にあっているか分からない!
- 実際に使っている人の意見を聞きたい!
といった方も多いと思います。
私も最終的にこの2つで迷っていて、色々なサイトを参考にしましたが、自社サイトやステマサイト(使ってもないのにおすすめするサイト)が多くて、意外と実際使った感想も含めた比較サイトって少ないんですよね。
そこで、実際に「やよいの青色申告オンライン」と「会計freee(フリー)」の両方で帳簿付けから確定申告を実際にした私が、ステマなしで、そのリアルな感想も含めて比較していきます^^
公式サイトのデータをただ単に比較したサイトより圧倒的に参考になります!
目次
比較する項目
以下の項目を比較していきたいと思います。
- 料金&無料期間
- 分かりやすさ&使いやすさ
- 機能
- シェア
- 口コミ
では順に比較した結果を説明していきます。
料金&無料期間
「やよいの青色申告オンライン」も「会計freee(フリー)」も個人事業主向けに3つのプランを用意しています。
やよいの青色申告オンラインの料金プラン
- 「セルフプラン」8,000円
- 「ベーシックプラン」12,000円
- 「トータルプラン」20,000円
セルフプランでも、基本的な仕訳や確定申告・決算書の作成などはすべて行え、十分な機能を備えています 。
各プランの違いは以下のとおりです。これ以外の基本的な機能はすべて一緒です。
「セルフプラン」では、電話サポートやメールサポートなどは使えないため、会計処理のサポートが必要な方は「ベーシックプラン」、さらに業務相談も必要な方は「トータルプラン」となります。
そして、セルフプランであれば、1年間無料になり、それ以外のプランは初年度半額になります。
会計freeeの料金プラン
- 「スタータープラン」11,760円
- 「スタンダードプラン」23,760円
- 「プレミアムプラン」が39,800円
一番安いスタータープランでも、基本的な仕訳や確定申告・決算書の作成はこのプランでもすべて行え、まだ起業したばかりの方は十分だと思います。
メールやチャットでのサポートもあります。
各プランの違いは以下のとおりです。これ以外の基本的な機能はすべて一緒です。
スタータープランでは、消費税の申告はできない仕様になっています。
個人事業主の場合、2年前の売上高が1,000万円を越えた場合、消費税の申告が必要になるため、その場合は、スタンダードプランが良いと言えます。
また、スタータープランはスマホから領収書を写真で撮ると、自動で勘定してくれるサービスが5枚という制限があります。
なお、電話でのサポートが欲しい人は「プレミアムプラン」になります。
無料期間は1カ月となります。
料金プランを比較
どのプランを見ても「やよいの青色申告オンライン」が安くなっていますね。
ただ、それぞれの会社のプランで、できることが違うので、もう少し詳しく比較してみます。
操作サポートが必要な場合の料金比較
「やよいの青色申告オンライン」の一番安いプランはメールや電話での、ソフトの操作方法などのサポートがありません。
一方「会計freee」は一番安いプランでもメールでのサポートはあります。
操作サポートが必要な場合の料金比較は以下のとおりになります。
- 「会計freeeのスタータープラン」11,760円
- 「やよいの青色申告オンラインのベーシックプラン」12,000円
- 「やよいの青色申告オンラインのベーシックプラン」12,000円
- 「会計freeeのプレミアムプラン」39,800円
まとめると以下のとおりです。
- 何もサポートがいらない人→「やよいの青色申告オンライン」の方が安い
- メールのサポートだけ欲しい人→「会計freee」の方が安い
- 電話のサポートも欲しい人→「やよいの青色申告オンライン」の方が安い
スマホのレシート読み取り機能をたくさん使う場合の料金比較
どちらもスマホからレシートや領収書を写真で撮ると、自動で勘定してくれるとても便利な機能がありますが、
「会計freee」の一番安いプランは1カ月に5枚までという制限があります。
一方「やよいの青色申告オンライン」は一番安いプランでもで利用無制限です。
スマホのレシート読み取り機能を無制限にした場合の料金比較は以下のとおりになります。
- 「やよいの青色申告オンラインのセルフプラン」8,000円
- 「会計freeeのスタンダードプラン」23,760円
消費税申告をする場合
個人事業主の場合、2年前の売上高が1,000万円を越えた場合、消費税の申告が必要になりますが、「会計freee」の一番安いプランは消費税申告をすることができません。
一方「やよいの青色申告オンライン」は一番安いプランでもで利用無制限です。
消費税申告をする場合の料金比較は以下のとおりになります。
- 「やよいの青色申告オンラインのセルフプラン」8,000円
- 「会計freeeのスタンダードプラン」23,760円
無料期間を比較
無料期間はそれぞれ以下のとおりです。
やよい青色申告オンライン 1年間
freee 1か月
1年間は大きい(^^)
8,000円もお得ということです!
分かりやすさ&使いやすさ
「やよいの青色申告オンライン」も初心者でも使えるように十分分かりやすくなっていますが、「会計freee」はさらにソフトの設計が分かりやすく見やすいと感じました。
やよいの青色申告オンラインの操作画面
「やよいの青色申告オンライン」のトップ画面がこちらになります。左横にメニューが設置されていますね。
スクロールすると、やることの一覧が出てきます。イラストや解説もついていてそれなりに分かりやすいです。
入力画面でもちゃんと会計初心者でも分かるようにいたるところに解説などがされています。
また、解説サイトにもすぐ飛べるようになっていています!
会計freeeの操作画面
「会計freee」のトップ画面がこちらになります。上にメニューが設置されていますね。
色合いやデザインもシンプルで、やることが一目でわかるようになっています。
例えば、取引タブをクリックすると、このような感じでやれること一覧が出てきて、直感的にやりたいことにたどり着けます。
こんな風に会計初心者でも分かるようにいたるところに解説などがされています。
それでも分からないことが出てきた場合は、チャットポットがありますので、分からないことをAIが自動的に回答してくれます。
分かりやすさ&使いやすさの比較
どちらも初心者に優しいつくりになっていますが、ソフトが見やすく、直感的に使えるのは「会計freee」でした。
もともと「会計freee」は分かりやすさを売りにしているので、「さすがです!」という感じです^^
「やよい青色申告オンライン」も「freeeが初心者にも優しい」を売りにしてシェアを伸ばしてきたのに対抗して、年々分かりやすくなってきてはいます。
機能
「会計freee」も「やよい青色申告オンライン」も便利な『スマホのレシート読み取り機能』や『銀行口座』との連携機能は備えています。
使い勝手も似たような感じなので、優劣はつけづらいです。
シェア
「やよいの青色申告 オンライン」は下のグラフのとおり、個人事業主のシェアNO1クラウド会計ソフトになっています。
「やよいの青色申告 オンライン」が57%とだんとつですね!
「会計freee」は18.2%になっています。
口コミ
ネットで色々なサイトを調べてみたところ、サイトにより順位や口コミが違います^^;
ただ、どのサイトでも「やよいの青色申告 オンライン」と「会計freee」は口コミランキング1位~3位にランクインしていますし、軒並み好評価でした。
そもそも、使う人の目的や会計知識によって評価は変わってくるので、口コミはこの2社から選ぶのであれば気にしなくて良いです。また匿名の口コミはあまり信用できません。
まとめ
ある程度目的別にまとめると、
- 「会計の知識や簿記がとにかく苦手でサポートがほしい!」→「会計freee」
- 「わかりやすいソフトを使いたい!」 → 「 会計freee 」
- 「料金を安く、お得に使いたい!」→「やよいの青色申告オンライン」
- 「安心のシェアNO1を使いたい!」→「やよいの青色申告オンライン」
という感じになります。
ちなみに私は以下の5つの理由から「やよいの青色申告オンライン」を選びました。
- 料金がとにかく安い
- レシート読み取り機能をよく使う
- 無料期間が長い
- 試しに使ってみたら会計初心者でも使えた
- シェアNO1の安心感
皆さんもご自身にあったクラウド会計ソフトとプランを見つけていただければと思います(^^)
どちらにも無料プランがありますので、利用してから決めるというのもできます!
無料登録はそれぞれこちらから↓